最後までやり通す。

2週間前に、バイト先だったスーパーに遊びに行き、仲の良いパートBさんと

「今度、ゆっくりランチでもしようか。」ということになった。

その今度が、今日であった。

自分の将来の話、Bさんのこれまでの話、お互いの近況などを話した。

その会話の中で、特に印象に残った話は、

「やりたいことを優先するか、生活の安定を優先するか。」

であった。

私がやりたい仕事について話した時に、

「やりたい仕事のために努力しているのか？」と聞かれ、

「努力していない。」と答えた。

Bさんは専門学校で技術を身につけて、仕事をしていた頃の話をした。

（以前、保育関係の仕事をしていたことは知っていたが、動物看護の仕事をしていたことは知らなかった。）

安定を求めて今の仕事を選んだ私と違い、その頃の話をしていたBさんはいきいきとしていた。

私が

「先のことを考えると不安になるから、1日1日を乗り切ることを考えて生きている。」

と言ったら、

「つまらん人生だね。」

とズバッとBさんは言った。

本気でやりたいと思うなら、最後まで諦めずに頑張りなさいよ。

やってみないとわかんないよ。

でも、自信が持てない。

なんでだろう。

やりたいことがある→

やりたいことを実現させるためになにをすべきか考える→

実現させるために努力をする→やりたい仕事に就く

スタートとゴールしか考えていないから、それまでの過程を考えていないから、

本当にやりたい仕事に就くことができるか不安になるのではないか。

Bさんは

「やりたいことがあれば、前向きに突き進むし、やりたいことに関しては努力を惜しまない。」

「もし、途中で挫折したら。と不安になったことはない。」

そう言っていた。

前に読んだ本に、「不安になった時は、成功した時の自分を想像しろ。」と書いてあった。

きっと、Bさんは、やりたいことを仕事にしている未来の自分を、自然と想像できる人なのだと思う。

それがBさんと私の違いなのだろう。

本当にやりたいこと。

実は密かに小説を書いている。

(Bさんには、本に関わる仕事をしたいと話した。このことは話していない。)

元々、文章を書くことが好きだ。

このブログも、

「自分の思っていることを、エッセイ風に書いてみたい。」

という思いで始めた。

まだ、話の構成すら出来上がってないけど、1年以内には完成させたい。

何度か書いては白紙、書いては白紙を繰り返していた。

小説書くなんて、自分には無理だろうと思っていつも諦めていた。

でも、「今、書きたい物語を最後まで書いてみたい。」

そういう気持ちになれた。

仕事とつながることではないと思ったが、

本当にやりたいことと向き合っていくために、まずは小説を書く。