運命のいたずら・・・。か

一昨日の朝、腹を決めた。

本当は、転職準備をした上で決めたかったが、

早いうちに会社を去りたかった。

タイミングが合った時でいい。

研修担当の社員さんに、相談を持ち掛けよう。

そう思った。

しかし、新卒と同じシフトで動いているはずの担当の社員さんが、

体調不良でお休みだった。

どういうことか。

こういう時に限って。

でも、すでに腹を決めていた私は、研修の補佐で入っている2年目の社員さんに

「退勤後に相談したいです。」

と言った。

「私が応えられる範囲であれば。」

と時間をいただいた。

退勤後、他の同期にわからない(多分、バレている)ように、示し合わせて、

人目が気にならない部屋で2人きりで話をした。

「本当なら、人事部長も一緒だったらよかったんだけど。」

と言われ、ドキっとした。

「そうだったら、本当にトントン拍子に決まるから良かったのに。」

と思った以上に

「いなくて良かった。」と思った。

本当は、すぐに「辞めたい」と言うつもりだったのに。

土壇場になって、よくわからなくなってしまった。

「どうしたの？」と聞かれ、出てくることは、

研修の愚痴と配属後の不安であった。

結局、一番伝えたかった「辞めたい」という気持ちは、伝えることができなかった。

私の話を聞いた上で、

・接客をするのに必要な知識を全て身につけようとしなくてもよい。

・配属されて、もし合わなかったら、部署異動を考えてもよい。

・何か言われても、真に受けずにスルーする。

そして、「自分のペースでいいんだよ。」とアドバイスをいただいた上に、

「こんなに思い詰めていたことに、気付かなくてごめん。」

と謝らせてしまった。

また、「配属後も相談にのるよ。」と言っていただき、涙を流してしまった。

相談後に、

「研修担当の社員さんに相談していたら、さらにきついこと言われてたと思うよ。」

とこっそりおっしゃった。

ということで、しばらく続ける方向で頑張ることになった。

昨日は、販売部門でお手伝いをしていたので、

いつもの会議室で閉じこもっている研修よりは、

だいぶ楽であった。

どこまで頑張れるかわからないけど、

まずは、自分のペースで、ゆっくりと。

先の心配をするよりも、今日一日を乗り越えた自分を褒められるようになりたい。