岩合光昭 「世界ネコ歩き」

今年の4月から楽しみにしていたことがあった。

岩合さんの「世界ネコ歩き」の映画化。

BSで放送している「世界ネコ歩き」の総集編を公開するとのことであった。

私の家は、BSが見れない環境にあるので、このニュースを聞いた時はとても嬉しかった。

公開してすぐに見たかったのだが、予定が立て込んでてなかなか見る機会がなかった。

しかも、映画化の話をつい仲のいいパートさん(以下：Bさん)に話してしまい、一緒に見に行くことになった。(でも、一緒に見に行くことになって私は嬉しかった。)

それで、2人の都合のいい日が合わなかった。

気づいたら、市内の映画館では1日1回の公演になっていて、それも朝早くだったため、とてもじゃないけど見に行くのは無理であった。

Bさんに、「さいちゃん、悪いけど1人で見に行って。」と言われてしまい、ダメもとで他の映画館はどうかと誘ってみた。

ちなみにその映画館、最寄りの駅から30分以上かかるところで、住んでいる人には悪いが、田舎なので周りには何もないところであった。ただ、こちらに行くほうが交通費が安かった。

すると、「そこなら、行ってもいい。」

とのことだったので、電車に揺られながら映画館を目指した。

リンゴ農家の猫ちゃん家族を追った映画だった。

お母さん猫(コトラ)が子猫を産んで、その子猫たちが大人になるまでの成長を見た。

特にリッキーが危なっかしい子で、事故にあってしまった時の傷跡が痛々しかった。

でも、最後は立派な成猫になって、リンゴの木に登って妹猫ちゃんが産んだ子猫ちゃんを見守っていた。

他にも、世界の国の猫ちゃんの映像も流れていて、ブラジルの猫ちゃんがワイルドな出で立ちであった。

ビーチの砂山にもたれかかって、ずっと海を見つめていて・・・。

とにかく、ほっこりした映画でした。

入場者特典でポストカードがもらえたし、Bさんも楽しんでいる様子だったので本当によかった。