日々のあれやこれを好きなように綴っています。

ただひたすらに・・・。

ヤフーブログからきました。

ボランティア2回目。

中学1年の時、当時の数学の先生に笑顔で「数学なんて嫌いです。」と言ったことがある。
先生の顔は悲しい顔になったが、38点しかとれないようなテスト問題をつくった先生が悪いのだと私は思った。

あれから約10年が経って、学習支援のボランティアで中学生の子に数学を教えることになった。
最初の単元が「正の数、負の数」だった。
絶対値の説明から始まり、マイナスを含んだ四則計算ができるようになればクリアである。

まずは、練習問題を解かせてから、その子のがどこまで理解しているか把握する。
数直線で示した時に、マイナスがつく数字の位置がイマイチわかってないようだったので、数直線を書かせてみた。

「-1と-4。どっちが小さい?」
「-1。だって、1と4は1が小さいから。」

試行錯誤しながら、なんとかわかってもらえたようなので、次に計算問題。
「(-3)-(-8) の答えは?」
「-11。」

上記の計算は(-3)+8となり5になるのだが、
なんで、-(-8)が+8になるのか、うまく説明ができなかった。
昔は私もつまづいていたのに、今となっては無意識に「5」と答えられるようになっている。

「自分がどうやって克服したか」

それを説明してあげたらどうかと言われたが、昔の記憶は何処やら。
教えるって本当に難しい。
前回の記事にも書いたけど、先生ってすごい。

「数学なんて嫌い。」

今、教えている子にそんなことを言われたら、やっぱり悲しい気持ちになる。
でも、そう言われないように、もっと深く理解しようとも思う。

「問題を解くことができる=教えることができる」ではないことに気づいた。
答えにいきつくまでの過程をわかりやすく説明できた時に、初めて教えることができるところまで到達したことになるのかなと・・・。
(数学の場合、解法がいくつかあるので難しい。)

ボランティアをやっている間に、「教えることができる」に到達できたらいいな。
これ2月までの目標!