山崎まさよしのライブ
先日、山崎まさよしのライブに行った。
山崎まさよしは、「One more time One more chance」が好きで、その曲が流れてくるたびに、そんな恋をしてみたいだなんて思っていた訳なんだけど。
その曲以外でも、「セロリ」や「ツバメ」、「ヤサ男の夢」とか、けっこう好きで聴いていた。
父親の車から山崎まさよしの曲が流れなくなってからは聴かなくなってしまったんだけど、高校3年の時に1か月だけの彼氏に振られてから、父親のCDを借りパクして「One more~」をリピート再生して聴いた。
これ以上何を失えば 心は許されるの
私は彼と一緒になれば、何れ駄目になるだろうと思ってました。
勉強にだんだん身が入らなくなっていくのが、勉強量が少なくなっていくうちに感じられたし、いっそのこと受験を早く終わらせて彼のそばにずっと居たいと思ってもいた。
だから、私は早く終わらせるために推薦入試1本で頑張ることにした。
でも、私といることで勉強に身が入らなくなってしまうのは彼も同じで、彼は私ではなく受験に専念することを選んだ。
私は、受験が終わるまで待つつもりでいたんだけど、頑なに断られた。
一番ショックだったのは、卒業後に他の女の子に告白してたこと。
しかも、何度も過去に告白してたらしく、私は彼にとって彼女の代わりに過ぎないんだなと思った。
それでも、あのぬくもりが忘れられなくて探してしまう。
いつでも探してしまう どっかに君の笑顔を
急行待ちの 踏切あたり
そんなとこにいるはずもないのに
そんな自分の想いと重ねながらいつも聴いている曲かな。
今でも時々思い出しては聴いていて、いいかげん彼のことを忘れられるような恋がしたいんだけど。
まぁ、これがきっかけで「僕はここにいる」「明日の風」「僕と君の最小公倍数」とか、車で流してた曲以外も聴くようになって、そして父親よりも詳しくなってしまった。
話が横道にそれましたね。
まだまだ、本題に戻るつもりはないのですが (笑)
「セロリ」に関しても、一つエピソードがありまして。
校内でもそのことは有名で、その先生を喜ばせようと一度だけ昼休みに全校放送でSMAPメドレーを流すことになった。放送委員が家にあるSMAPのCDを持ち寄り、ランダムに流す感じだったんだけど、その中にシングルで「セロリ」を持っている子がいた。
それを見た子たちが
「セロリ、なんだよそれ。」
「訳わからん、野菜じゃん。」
「面白そうな曲だな。」
なんて言い出すのだ。
私は心の中で思った。
「セロリって、あの山崎まさよしが歌うセロリだよな。」
「なんで、SMAPが歌ってるの?パクリ?」
「しかも、なんか野菜の歌とかいって馬鹿にされてるし。なんか悔しい。」
このとき、本当に山崎まさよしの「セロリ」かどうかわかんなくて、放送が流れるまでヒヤヒヤしてた。
実際に流れた時に
「いい曲だね。」
とぼそっといったクラスメイトを見て、「だろ?」と上から目線で思った事は今でも覚えている。
長々と語ってしまいましたが、それだけ昔から好きなのにライブは一度も行ったことがなかった。
そして、先日。
父親と二人きりで行くことになった。
最近出した「LIFE」の曲と昔の曲もいくつか歌ってくれた。
私的には「ヤサ男の夢」と「セロリ」、「One more~」を歌ってくれたので、まあまあ良かったなと思ったんだけど、少し物足りない気もした。
「ヤサ男の夢」は1番まで歌ってから「学園天国」~「昼休み」と言う曲を歌う流れがあって、ライブの定番だったから聴けることを期待してた。
あと、グッズ販売のところに「乾パン」があったから、絶対「パンを焼く」からの早口ことばがくると期待したのに、「パンを焼く」すら聴けなかった。
父親は、残念そうにしてたな。
「ツバメ」と「僕と不良と校庭と」が聴けなかったって。
あと、人気に陰りが・・・。
それに関しては、自分たちが好きならそれでいいかなと思うけどな。
また機会があったら、行きたい。