結婚観のはなし。

久しぶりに大学を訪れ、研究相談も兼ねて先生と雑談をしていた時のこと。

仕事についての話から、「女子学生の前で言うのは何だけど」という前置きをして、先生が私にこう言った。

「仕事がつらくなったらさ。女の人は、最悪、家庭に入ればいいから。」

いくら、仕事人間になるのが嫌だとはいえ、その考えは私の中になかった。

なぜなら、結婚したくないから。

なぜ、したくないか。

したい、したくないを考える以前に、相手がいないから、どうしようもないね。

そう聞かれても、理由がわからないから話を濁していた。

でも、先生にそう言われて、

なぜ、「したくない」といった結婚に対するマイナスイメージが自分の中にあるのか、わかってしまった。

家庭に入りたくないから。

これが1番の理由だということ。

だから仮に、目の前に「結婚してくれ。」ってプロポーズをした男の人が現れたら・・・。

「気持ちは嬉しい。でも、家庭に入る気はないわ。

だって、料理に自信はないし、他の家事だって、あなたの身の回りのことだって、

全部自分1人でやれる自信はないわ。

だからね。今の仕事はやめずに私も家計を支えるから、

その代わり、家事は分担制にしましょう。」

と答えるんだろうな。

うーん(゜-゜)

なんか、頭の痛い人になってるな。

でも、この歳になってようやく自分の結婚観の土台部分が構築されたといいますか。

今まで、みんなが高校、大学に進学するからとか、みんなが就活するからとか、

流れに乗って生きてきたけど、だんだんそういう訳にはいかなくなっていると感じていて。

これから、自分の力で決めていかないといけないことが増えていくんだろうなと。

それに、人間は1人では生きていけないし、だからといっていつまでも親に頼る訳にもいかないし。

だから、自立するための1歩として、これから先のことを少しずつ考えていこうと思った今日一日でした。